当社設立の経緯

 当社の設立は、コンビナートの用地割り当てに際しての、鹿島特有の事情によるものでした。

 そのため、当社は他のコンビナートにない、ユニークな機能をもつことになりました。

 当時約200万坪のコンビナート用地を、各社に割り当てる際に、各社からいろいろな希望がありました。

 

 ○ 航路に接していること

 ○ 公道に接していること

 ○ 配管での受入れ・払い出しのため、特定の会社に近いこと

 ○ 臨海鉄道が利用できること

 ○ その他


 これらを、出来るだけ平等公平に解決するため、各社が社有地を出し合って共同用地とし、これに、道路・(配管を支える)

架台・緑地等を設立することになりました。

 この共同用地を整備し、また共同用地を利用する各施設を管理し、さらに各社間の総合調整を行う機関として、
当社の前進である「有限会社鹿島共同施設管理事務所」が、1969年(昭和44年)に設立されたのです。

 そして、1972年(昭和47年)5月には「鹿島共同施設株式会社」として再編され、今日に至っています。